• 問合せ
  • 調査研究報告
  • 議会報告
  • マニフェスト
  • 実績紹介
  • ニュース&レポート
  • 議員紹介
  • 区民相談
  • 暮らし情報
  • リンク

ホーム > 調査研究報告 > 視察報告:産後ケアセンター事業について

前へ 一覧へ 次へ

視察報告:産後ケアセンター事業について

2015/07/23

報告者  :
ちの美智子
参加者  :
ちの美智子・おおこし勝広・じんの博義・とも宣子・はねだ福代
研修年月日 :
平成27年7月23日

■視察目的

増加する乳児虐待防止は子育て支援における全国的な重要課題の一つである。区においては、若い世代の流入と共に年間2000人の赤ちゃんが誕生しており、一時期の減少傾向から、増加傾向になった中で、出産や子育てを助けてくれる親が区内もしくは近隣区に住んでいない世帯も増加していると聞いている。私達の区民相談でも、初めての出産で不安を感じる新米ママは身近に支援を望んでいる事が顕著である。産前産後を支援する事は子育ての苦しさを軽減する第一歩であり、うつになりがちな母親を支援し、乳児虐待の防止につながる現代ならではの必要な施策と考える。現在区の出産支援は1・産前産後のヘルパー支援。2・保健師による赤ちゃん訪問。3・在宅での新生児保育支援。などでまだまだある。新生児と共に母親の精神面も支えることが出来る産後ケアセンターを墨田区としての形を考えたい。

■視察内容

・産後ケア事業の現状
郡山市で実施されているのは、市内の6病院がショートステイで一泊4000円程。その中でも4か所はデイケアも実施されており、価格も1500円と手ごろな価格で利用できる。これらの病院は、市民が出産で利用している身近な医院という点が大きな魅力である。出産した病院に再度、相談できるのは心強い仕組みである。福島県には県内3か所に既に産後ケアセンターが助産師さんを中心に実施されているが、郡山市からは、30キロ程もある遠い所にある為、産後間もない母子が利用するのには遠すぎるとの事。

・産後ケア事業が進んだ経緯
子育て支援施策を進めるにあたって、区内の産科病院にかかわる妊産婦たちを対象に、子どもを産み育てるにはどんなことが大変かアンケート調査したところ、予想外に多くの方が、産後の育児・母乳のケア等、不安を抱えており、もっと助産師や医師に相談に乗って欲しいと答えた。そこで、役所内で検討し、県内3か所のケアセンターに準ずる市内のケアセンターを設置する事が望ましいとなった。
そこで、予算が問題になる。どう捻出できるか、国の補助金等最大限工夫をし、さらに医師会が破格の金額で協力した事が実現への最大の理由ではと考える。病院側への市からの経費はわずかな金額。利用者からは実費のみで実施している。多くの関係者がそれぞれの立場で、母子を守る「産後ケア」に尽力している事がうかがえる。

■視察後の感想

出産後、自宅に帰ると、夜中の授乳や抱いても泣き止まない等予想外の育児に疲れ果ててしまう事がある。そんな母子を助けてくれる仕組みを郡山市は作りました。少子化対策と言っても、先ずは産前産後の不安を取りのぞき、育児に喜びを持てるようにサポートする事が肝心。